先日ネットを眺めようとGoogleを立ち上げましたら、とある「薄毛に関する記事」が目に留まりました。
私の検索履歴からGoogleさんがおすすめの記事を表示させてくれたみたいです。
私がいつも「薄毛」とか「育毛」とかを調べているからでしょう。
余計なお世話なんだよなぁ…(笑)と思いつつ読んでみました。
本日はその記事を読んだ感想を「超・薄毛」である私の観点から書いてみようと思います。
この記事を書いているのは…
若い頃から薄毛・細毛・癖毛で悩んでいる40代主婦です。
ウィッグ利用のキッカケは、Zoomのリモート打合せで着用してみようと思ったこと。
その時に初めてウィッグのすばらしさに気付き、それ以降ウィッグ愛好者となっています。
40代からでも不自然さゼロでウィッグを着用するため、日々研究を重ねています。
薄毛に関する記事の内容とは
そのネット記事はForbes JAPANのサイトに掲載されていました。
タイトルは「9割が薄毛の男性を採用しない~AI画像検証で衝撃結果」というもの。
Forbes JAPANといえば世界的な経済紙フォーブスの日本版ですね。
ページを開くといきなり2枚の顔写真が並んでいます。
1枚ははフサフサの髪の毛の男性、もう一人は同じ顔の男性ですが髪が薄い(というかかなり禿げている)バージョン。
記事のおおまかな内容は以下の通りです。
仕事の能力やその他の要素が同水準である場合、ふさふさと薄毛の違いだけだったらどちらの人を採用しますか?
⇒ 9割がフサフサを採用すると答えました、という内容
また採用経験者に「面接では応募者の身だしなみを重要視するか」というアンケートをとり、最もチェックする部分として「髪の毛」が挙げられていました。
もちろん、面接の身だしなみとしては髪の毛を整えるというのは必須ですよね。それは私も分かります。
しかしこの記事のタイトルは「9割が薄毛の男性を採用しない」というものですからね…。
身だしなみ云々の前に、薄毛かフサフサかの「見た目」で差が出るよ、ということを言いたい記事なのだと私は受け取りました。
さらに、フォーブスの記事には以下のような記載もありました。
採用経験者からは寄せられたコメントには、「身だしなみは整えるのが常識。髪型はその人の性格を表している気がする」(20代:男性)という意見や、「明らかにカツラの人がいました。身だしなみは大切ですが、明らかに浮いているのに気付いていない人で、身だしなみを整えているという感覚にズレがあると感じ、採用は見送らせていただきました」(30代:女性)という経験談も。
引用 Forbes JAPAN Web-News
もちろん薄毛であろうがフサフサであろうが、髪の毛を整えるという身だしなみは必要ですよね。
しかし、ハゲている人が気にして読むであろうこの記事で、「髪型はその人の性格を表している気がする」と言い切られるのは、いくらなんでも酷なのでは・・・^^;
筆者もそうですが、なりたくて薄毛になっているわけではないですからね。
薄毛女子の矛盾する思い・・・
何度も言いますが、この記事のタイトルが「9割が薄毛の男性を採用しない」というものですから、そういう読み方をどうしてもしてしまいますよね。
一方で先ほどの記事の引用にありました、ヅラがズレていることを「感覚のズレ」だと一蹴した30代女性の辛辣な意見もすごいです(笑
こんなこと言われたら泣くしかないぞ…
部分ウィッグを愛用している筆者にはグッサリ刺さる意見です。
ズレだけは避けなければ…(焦
ルッキズム(外観至上主義)の問題点が大きくクローズアップされている昨今において、ちょっと乱暴な(?)この検証。
ただ、私だって薄毛(ハゲ)を非常に気にしているのだから、これをルッキズムと言われればそうなのかもしれません。
このままハゲていく人生と、フサフサになる人生が選べるんだったら、絶対にフサフサを選びますから。
だからこういった記事を読むと、(あ~あ…)という切ない思いと同時に、そりゃあそうだよねと思ってしまう自分もいます。
私って矛盾しているなあと思ってしまいます。
人ってやっぱり「見た目」なのでしょうか?
人はもちろん見た目だけではありませんが、世の中ではなんだかんだ言っても容姿が良い人が得をしたり優遇されたりすることが多いと思います。
同じように、能力がさほど変わらないならば外見が良い方を採用する企業もあるでしょう。
ダヴィンチの黄金律があるように、人間は美しいと思う感覚がある程度決まっているということですよね。
髪が薄い人からは、どうしても寂しい印象だったり、貧相なイメージを受けてしまうのかもしれません。
私もウィッグを外すたび、素の頭で鏡を見るたび、気持ちが落ち込んでしまいますから。
フォーブスの記事のオチというか最後は、「採用者は、たとえ薄毛であってもきちんと髪の毛をセットしているかどうかを重視している」というような当たり障りのない文章で締めくくられていましたが、(そんなことは薄毛の皆もやってるよ!!)と思ってしまいます。
フォーブスの記事は、結局薄毛にとっては救いのない内容でちょっぴり悲しくなりました。
髪をキレイに整えたくても、超薄毛・クセ毛・縮れ毛・軟毛では満足いくセットすらできませんから。
⇒私の場合は、いくら家で髪のブローやセットをしても数分経つと自分の頭の湿気でうねうねチリチリとしてきます。
スカスカの髪の毛をどうしても貧相に感じてしまい、もうどこへも出かけたくない気持ちになってしまうのです…。
結論:自分の気持ちが前向きになるなら見た目にこだわってもイイよね
この記事の落としどころも分からなくなってしまいましたが…!
ウィッグを利用するようになってから思うのは、「薄毛・ハゲは恥ずかしい、かわいそう」という風潮が無くなればいいなあ。。ということ。
ウィッグ自体はおしゃれの一環として認知されていると思うのですが、「薄毛でウィッグをかぶっている」のと「いろんな髪型を楽しみたくてウィッグをかぶっている」とでは、世間の持つ印象が全然違うと感じます。
いや、、これも薄毛な私の被害妄想なんでしょうか・・・?
私はまだウィッグ歴が浅く、なんと夫にもまだウィッグを着けていることをカミングアウトしていないのですが。。。
そのうちサラッと、
「いやあ、髪の毛が減ってきてスタイリングがしづらくなってきたから、最近はウィッグ着けてるんだよね!これ、めっちゃ楽だしイイよ~」
と周りの人にも言えるようになりたいなあ。。
そんな日がいつくるかは分かりませんが、ともあれ私はウィッグにとーっても精神的に助けられています。
ウィッグがある事で、(久しぶりにネイルしてみようかな?)とか、(ウィッグのヘアアレンジを楽しんでみようかな」とかワクワクしてますから!
だから見た目が大事ということよりも、見た目を変えて自分が心地よくなること、前向きな気持ちになることが一番大事なのかもしれません。
お化粧をするのと同じような感覚でウィッグを着けて、自分が気持ちよく生きていこうと思います。
フォーブスの記事はちょっと薄毛にとってはショックだったけれども…、とにかく自分が少しでも明るく生きていけるようにがんばろうと思いました。
なんだかとりとめのない文章になってしまいましたが、本日はこのへんで終わりたいと思います。
それでは、今日も明るく笑顔の一日になりますように☻
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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