ウィッグを着用すると薄毛を隠すことはできるのですが、一方で別のストレスも生まれてきます。
仕方のないこととはいえ、あまり大きな負担になるようなら解消法を考えなくてはいけません。
あなたのまわりにいませんか?
- 髪の毛をやたらと触ろうとしてくる人
- 容姿についてあれこれと言ってくる人
髪の毛を触ってくる人には好意的な人もいるのですが、やはりウィッグを着用している場合は触らないでいてほしいのが本音。
…ていうか、絶対いやだ!!
部分ウィッグはピンで留めてあるので、その部分を触るとピンの存在が分かりますし。
それ以前に、ウィッグではなくても髪の毛に触られるのはあまり良い気はしませんよね。
そんなこんなで今日は、髪の毛を触ってくる人、容姿についてあれこれ言う人への対処法を考えてみました。
髪の毛を触ってくる人への対処法
まず、大人になってくるとあまりこういう人はいません。
学生の頃は友だち同士で髪の毛を触りあったりすることもありましたが、特に年齢を重ねてくると、そんなキャッキャする人はほぼいなくなります。
ただ、たまにいるんです。
やけに容姿(髪型含め)についてあれこれと言ってくる人が。
そして髪の毛にも今にも触ってきそうな勢いで近付いてきたりします。
私の偏見が入っていますが、そういったプライベートゾーンにスッと入ってくる人は「誰かの噂話」も好きな人が多く、詮索するように質問してくることも多い。
私はウィッグを付ける前からこういった人が苦手でした。
しかも噂話をよくしているっていうことは、自分のことも他の場所で噂にしている可能性が高いですよね。
(この方にウィッグであることを打ち明けたら、良いことにはならなそうだな)と思う訳です。
こういった人への対処法としては、あまり関わらずに一線を置くこと。
職場にこういった人がいるなら、仕事上の付き合いとしてドライに対応するしかないと思います。
向こうのペースに持っていかれないように、軽い挨拶や会話程度にとどめていれば大丈夫。
多くの人はその時点で、必要以上にこちら側に踏み込んでくることはありません。
また職場などでウィッグを付けている場合は、ひとつにまとめたりハーフアップにすることをおすすめします。
髪の毛をスタイリングしてあれば気軽に触ってくることもないでしょうし、触られそうになったら「あ、ごめん、ヘアスプレーしてるから手に付いちゃうよ~」などと、何気なくかわすこともできます。
何気なく、髪の毛について言われたときの対処法
次はもう一つのパターン。
悪気とかは全然なくて、単純に髪の毛を褒めてくれる人の場合です。
同世代の方が多いような気がします。
ウィッグの髪の毛はやっぱりキレイですし白髪が全然無いので、普通に褒めてくださることが。
- 「髪の毛キレイですね~!」と言ってくれる
- 「白髪がなくてうらやましい!美容院で染めてるの??」と言いながら頭をじっと見てくる
ウィッグを付けている私がこんなことを言われたら、もう心の中は大パニックになってしまいます。
地毛だったら、こんなにうれしいことはないんですけどね^^
こういった悪気の全くない、むしろ褒めてくれてる人に対しては、もう一言でOK。
ありがとう!!
もうそれだけでいい。あとはいかに自然に別の話題を振るか、です。
私はたまにそういう人に出会うと異常にテンパってしまい、
え?…そう?…い、いや、全然白髪あるよ、ほら、この前髪の内側に。(←しどろもどろ)
とか言いながら、ウィッグの前髪の奥にある自分の薄い前髪を見せたりしていました。
自ら、極まりない危険を冒している・・・!
そういう墓穴を掘るようなことはせずにですね、「ありがとう!ところでさあ・・」と別の話題に振りましょう。
筆者のひとりごと
なんか、ほんのちょっとだけ白髪が入った部分ウィッグとか無いのかなあ。。
歳を重ねてくると、あまりにもきれいな髪の毛で白髪ゼロだと、逆に怪しさが出てしまうんですよねぇ。
髪の毛の話題になることって結構多い
少し話がそれますが、日常の会話で何気なく髪の毛の話題になることって多いと感じています。
この前もこんな場面がありました。
ママ友数名とおしゃべりしていた時のことです。
あるママ友が「うちの旦那は前髪がだいぶ「キてる」からさあ(笑)。なんか被ったら?ってつい言っちゃったよ!」と。
周りのママ友がアッハッハと笑う中、私一人がつい真顔です。←やっちゃいけない「真顔」…
どうして周りと一緒になってその旦那さんのことを笑えようか!(いや、笑えまい)
つい古文形式で表現してしまいましたが、本当にそんな気持ちだったのです…。
でも悲しいことに、周りには髪の毛の話題が私の抜け毛ばりにあちこち散らばってるんですよ。
いちいち反応してたら身が持たないので、もうその時は自分がウィッグであることを棚に上げて、いや、もう無かったことにして一緒にアッハッハと笑うことにしました。
(薄毛の同志よ、すまない…!)
いや、なんなら私の薄毛も笑い飛ばしてほしいくらい。女性の薄毛には笑いの要素すらないですからね…
もう、また書いてて悲しくなってきたー!
こうなったら人類がいっせーので全員ツルツルになったらいい!って思いますよ。
ツルツルがデフォルトで、後は好きなウィッグを被る世界。
おっと、話がおかしな方向になってきた。
ウィッグをカミングアウトするかどうかは本人の意思
近しい人にはカミングアウトしてしまう、というのも一つの手ではあります。
ウィッグを着用すると薄毛を晒すストレスからは逃れられますが、今度はウィッグを着用しているストレスとの闘いが始まるからです。
カミングアウトさえできれば両方のストレスがなくなるのかも…と思ったりしますが、今のところ私は、まだその勇気はありません。
(ちなみに私は同居する家族にはカミングアウトしていますが、離れて住む親や仲の良いきょうだいには言っていません。)
ウィッグ着用者にとって、カミングアウト問題はとてもデリケートです。
ウィッグを付けてることを言ってしまえば、安易に髪の毛に触ってくる人も髪の毛の話題を振る人もいなくなることは分かっているけれど…。
どうしても言えないんですよね。
ウィッグを着用しつつ育毛を頑張って、そのうちウィッグせずとも外出できるようになればいいなあと思いながら過ごす日々です。
無理せず、自分のペースで付き合おう
本日は短い内容でしたが、「髪の毛を触ってくる人、容姿についてあれこれ言う人への対処法」というテーマで書いてみました。
ウィッグは自分が少しでも心地よく過ごすために使用しているもの。
ウィッグを着用することでストレスが増えてしまっては、本末転倒です。
髪の毛に触ろうとしたり、容姿についてあれこれと詮索してくるような人とは無理に付き合うことはありません。
いつも自分のペースでいられるよう、笑顔でさらりとかわす術を身に着ければOKです。
自分に合ったウィッグを付けてストレスを減らして、髪の毛が生えてきやすい土壌を作れるように頑張ろう☆
それでは本日はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございました。
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